【洗顔料などに含まれる界面活性剤のはたらき】

洗顔料などに含まれる界面活性剤は、皮膚の汚れなどの油性成分や水性成分に馴染みやすい性質があります。この界面活性剤の性質によって、肌表面のメイク汚れや余分な皮脂などを洗浄することができます。

近年、界面活性剤フリーの商品が増え、「界面活性剤は肌に悪いもの」という印象を持たれてしまっている傾向があります。
界面活性剤が肌に残ってしまうと、残った界面活性剤が肌の刺激や毛穴の詰まりの原因になることがあることからだと思われますが、逆に界面活性剤を減らすと、汚れを完全に落とすことができずに、肌の刺激や毛穴の詰まりの原因になります。
大切なのは、汚れを落とすことができて、肌に界面活性剤を出来るだけ残さないこと。

天然由来の界面活性剤である石けんは、汚れをすっきりと落とすことができ、肌に残ってしまったとしても刺激になりにくく、洗顔後の化粧水や美容液で肌を整えやすいという特徴があります。